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 伊賀出身の松尾芭蕉(1644~94)が文豪の作品で取り上げられたことなどを紹介する企画展「芭蕉と近代文学」が、芭蕉翁記念館(三重県伊賀市上野丸之内)で開かれている。芭蕉の真筆のほか、江戸時代の本、明治時代の俳誌など約40点が並んでいる。

 芭蕉は、50歳ごろに大坂(当時)で亡くなったが、臨終前後の様子を弟子たちが記録。芥川龍之介(1892~1927)は、芭蕉の臨終に立ち会った弟子たちの心の内を推し量る小説「枯野(かれの)抄」を1918年に発表した。今回の企画展では、弟子たちの心情を肖像画とともにパネルで紹介。記念館の樗木(おてき)宏成・嘱託学芸員(25)は「芭蕉さんが小説の素材として、近代でも取り上げられたことを知ってもらえたら」と話す。

 会場には、1690年ごろに書かれたとみられる芭蕉の真筆(2月3日まで展示)も並ぶ。「市中(いちなか)は もののにほひや 夏の月」(生活臭のよどむ市街の熱気、それと対照的に涼しげに夏の月が出た)という弟子の句を受けて、「あつしあつしと 門々(かどかど)の声」(家々の門口では、人々が「暑い暑い」と言いながら涼む姿が見られる)と詠んでいる。

 ほかにも芭蕉が「おくのほそ道…

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