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 成人式で着る振り袖が、母から娘へ思い出とともに受け継がれている。名古屋市内で唯一、振り袖のリメイクを専門にする呉服店には、年間250着以上の古い振り袖が持ち込まれる。リメイクの費用は貸衣装並み。2018年に着物店「はれのひ」騒動もあり、お下がりの振り袖リメイクが広がりをみせている。

 名古屋市守山区の大学2年、山口彩未さん(20)は13日、30年前に母の美由紀さん(50)が着た振り袖で成人式に臨む。

「昭和のにおいがして嫌」

 桃山時代に盛んだった絞り染め「辻が花」の振り袖は、美由紀さんの両親がプレゼントしてくれた。成人式の後は、友人の結婚式や大学の謝恩会など数回しか袖を通した記憶がない。美由紀さんの妹もこの着物で成人式に着たが、20年以上もタンスの肥やしになっていた。

 振り袖の存在を思い出した美由紀さんは「せっかくだから着てみたら」と彩未さんに薦めてみた。当時の写真を見た彩末さんの答えは「昭和のにおいがして嫌」だった。

 美由紀さんは、両親との思い出…

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