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 プロ野球ヤクルトの新人合同自主トレーニングが7日、埼玉・戸田の2軍球場で始まり、昨夏、石川・星稜高で甲子園準優勝の原動力となったドラフト1位右腕、奥川恭伸(やすのぶ)が始動した。

 奥川は背番号と同じ「11」が入ったビブス姿で球場に姿を現した。新たに就任した高津臣吾監督やコーチ陣を前に、新人6人の先頭を切って自己紹介した。その後、ノックやランメニューで汗を流し、「万全の状態でキャンプに入れるよう、この1カ月をしっかり頑張りたい」と語った。

 本人が「強くは投げてはいないけど、感触は悪くなかった」と振り返ったのが、キャッチボール。20分ほどだったが、その様子に期待を膨らませたのは新監督だ。

 「投げる姿を初めて近くで見たけど、腕の振りがスムーズだし、下半身の使い方もすごくいい。余計に期待してしまう」。投手出身の新監督は「スワローズだけでなく、日本を代表する投手に育てなければいけないと改めて強く思った。こちらの責任もすごく大きい」とも言った。

 甲子園のマウンドは2年春から4度、経験した。150キロ超の球威だけでなく、経験を重ねて磨いてきた投手としての総合力の高さも、この18歳の魅力の一つ。肌寒いなか約250人のファンも集まり、期待の大きさを感じさせた。「見られているのもあって、すごく緊張した。こういう環境に早く慣れていきたい」と奥川。練習後には球場の外で待つファンと丁寧にハイタッチを交わした。(竹田竜世)

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