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 埼玉県鴻巣市小谷(こや)の、冬でも水を張っている「冬水田んぼ」で親子とみられるオオハクチョウ3羽が羽を休めている。昨冬の飛来はコハクチョウだけで、オオハクチョウがやって来るのは2年ぶりという。北方に旅立つ2月末ごろまで、訪れる人の目を楽しませてくれそうだ。

 コウノトリが飛んでくるような水辺の環境を目指して無農薬栽培の水田を管理するNPO法人「鴻巣こうのとりを育む会」の副代表で、近くに住む福田悟さん(72)が昨年12月10日、確認した。成鳥のつがいと、その子とみられる灰色がかった幼鳥1羽だ。

 7日には冬水田んぼから約500メートル離れた池で、3羽のオオハクチョウがカルガモなどに交じり、くっついたり離れたりしながら水面に浮かぶ姿が見られた。福田さんは「以前来ていたオオハクチョウの幼鳥が、つがいをつくって戻って来たのかもしれない。早くコハクチョウも飛んできてほしい」と話している。

 オオハクチョウはコハクチョウと比べて、クチバシの黄色い部分が大きく、首が長いなどの特徴がある。(三宅範和)