オリパラ関係者「なんとか沈静化を」 中東情勢受け

有料記事

斉藤佑介
[PR]

 イランのイスラム革命防衛隊が8日、米軍の駐留するイラクの基地をミサイル攻撃したことを受けて、今夏の東京五輪パラリンピックの関係者が、今後の情勢を注視している。本番まで半年、「なんとか沈静化を図ってほしい」と願っている。

 「かなり厳しいですね……」。大会組織委員会の関係者は8日、昼のニュースを見て緊迫度の高まりを感じたという。組織委の森喜朗会長は2日前に富岡八幡宮を参拝した際、悪化する米国・イラン情勢を懸念し、五輪の意義を改めて述べていた。「世界が平和でないといけないことを確認する大事な大会になる」

 この後にあった仕事始め式でも「五輪どころじゃないという声も出かねない国際情勢。世界の平和、国際間を仲良くする役目があることを自分に言い聞かせてほしい」と、職員に語りかけていた。

 昨年暮れ、米ニューヨークの…

この記事は有料記事です。残り216文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません