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 人生の後半期、幕末の甲州から開港間もない横浜に出店した商人に光を当てた企画展「甲州屋忠右衛門の冒険」が、山梨県立博物館(笛吹市)で開かれている。時代の変化に挑んだ「甲州商人の先駆者」の奮闘ぶりを、書簡や当時の絵図など約60点の資料からたどっている。

 忠右衛門(本名・篠原忠右衛門)は、八代郡東油川村(現在の笛吹市石和町)の出身。横浜が開港した1859(安政6)年、大商人の越後屋三井八郎右衛門の店の斜め向かいに「甲州屋」を構えた。

 年齢は当時としては老齢にあたる50歳だった。

 「大商人は幕府に言われ仕方な…

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