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 逃亡先のレバノンで記者会見した日産自動車のカルロス・ゴーン前会長(65)から名指しで批判された同社の西川(さいかわ)広人前社長が9日朝、東京都内で報道陣の取材に応じ、「ちょっと拍子抜けしましたね。あの程度の話なら日本ですればいい」と語った。

 ゴーン前会長は会見で、仏自動車大手ルノーと日産の経営統合を進めようとした自身の排除に動いたとして西川氏らの名を挙げて非難したが、西川氏は「(ルノーの話とゴーン前会長の)不正の話は全く次元の違う話だ」「何を根拠にクーデターだと言っているのか。話を聞いてもぴんとこない」などと反論。「結局、日本の裁判で有罪になるのが怖いから逃げてしまったのだろう」

 西川氏は前会長に引き上げられ、2017年に社長に就いた。「信頼していた上司の不正を見つけて大きく裏切られ、今回また大きく裏切られたという感覚だ」とも話した。(江口英佑)