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 桜井市の箸墓古墳(3世紀中ごろ~後半)で、最新の技術を使って墳丘の内部を確認する調査が進められている。県立橿原考古学研究所(橿考研)が9日発表した。宇宙放射線を利用して内部を「透視」する手法で、担当者は「石室の位置や特徴を確認したい」と話す。

 調査は橿考研などが2018年12月から実施。宇宙から降り注ぎ、物質を透過する力が強い宇宙放射線「ミュー粒子(ミューオン)」をとらえる装置を4個、古墳の近くに設置した。

 古墳を透過したミュー粒子の量を調べることで、墳丘の内部の密度がわかるという。石室とみられる空洞があれば、その部分だけ透過量が異なるため、位置や大きさが推定できる。同じ手法を使い、エジプトのクフ王のピラミッドや斑鳩町の春日古墳で内部に空間を確認した。

 箸墓古墳は女王・卑弥呼(ひみ…

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