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 宮崎県都城市が「ランドセル便」の取り組みを始める。市内の中学生から、小学校で使ったランドセルを提供してもらい、必要とする児童(小学校在学中の児童や新入生)に無償で渡すというもの。「物を大切にする心のリレー」を目指す。

 池田宜永市長によると、福井市がこうした取り組みを実施していることを知り、「素晴らしい」と施策に取り込んだ。県内自治体では初の試みという。

 中学生とその保護者らからランドセルの提供を受けるのは、14~17、20~22日に市福祉課で、18日に中心市街地中核施設「Mallmall(まるまる)」内の「まちなか交流センター」で。

 集めるランドセルは、A4サイズの教科書に対応▽修繕の必要がない▽汚れや破れなどが目立たない――の3条件を満たすもの。市は、市内の全中学生に呼びかけの文書を出した。

 ランドセルを児童・保護者に提供するのは、2月2日に「Mallmall」で開かれる「ボランティアフェスティバル」で。市外の児童も必要であれば受け取ることが出来る。ランドセルの数に余裕があれば、その後も福祉課で配る。

 福井市では2018年度に100個以上が集まり、56人に提供したという。池田市長は「何個集まるか想像もつかないが、一つでも多く提供してもらえればありがたい。来年度以降も続けていきたい」と話す。

 問い合わせは福祉課(0986・23・2980)へ。(神谷裕司)