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 中国・武漢市で原因不明の肺炎患者が多数発生している事態を受け、成田空港では、厚生労働省成田空港検疫所が旅行者に注意喚起を始めた。同市からの入国者でせきや発熱などの症状がある場合は検疫官に申し出るよう、ポスターとチラシで呼びかけている。

 検疫所によると、7日から、到着客が通る各旅客ターミナルビルの検疫検査場にポスターを掲示、同じ内容のチラシも置いている。ただ、現時点では同市からの入国者に対する検疫の強化はしておらず、サーモグラフィーによる体温確認など、中国の他都市からの入国者らと同様の検疫を実施しているという。

 武漢から成田へは直行便だけで週に15往復運航されている。毎日1往復している全日空は「社内で情報を共有し、状況を注視しているが、いまの段階で特別な対応はとっていない」としている。(福田祥史)