冨名腰隆=北京、三上元
中国中部の湖北省武漢市でウイルス性肺炎の患者が増えている問題で、病原体を調査している専門家グループが患者から新型コロナウイルスを検出したことを明らかにした。9日、国営新華社通信が伝えた。どの程度の症状を引き起こすかなど病原性の判定にはさらに数週間を要するという。
中国工程院の徐建国院士によると、7日までに患者15人から新型コロナウイルスの陽性反応が出たという。過去に中国や韓国で感染が拡大した重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)もコロナウイルスの一種だが、今回は異なる種類という。
武漢市当局はこれまでに59人の患者を確認。死者はなく、ヒトからヒトへの感染も報告されていないという。徐氏は「ワクチン開発には数年かかる可能性がある」との見通しを示した。
コロナウイルスは、くしゃみな…
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。
この記事は有料会員記事です。
残り:596文字/全文:938文字
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
速報・新着ニュース
あわせて読みたい
PR注目情報
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞国際報道部