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 サッカーのイングランド・プレミアリーグで首位を独走中のリバプールは11日に、敵地でトットナム戦に臨む。今季は20試合を消化し、19勝1分けで勝ち点58。無敗記録更新が話題の中心だが、新加入した南野拓実のリーグ戦デビューにも注目が集まる。

 南野は5日に本拠であったエバートンとのイングランド協会(FA)カップ3回戦で移籍後初出場。主力の大半を休ませるため先発9人を入れ替えた布陣の3トップの中央で先発し、後半25分までプレーした。前後左右に動き回ってポジションを変えてパスを引き出すなど攻守で存在感をみせ、クロップ監督も「我々が求めていた選手。素晴らしい」と絶賛していた。

 トットナム戦は従来通り、世界屈指のFWサラーら主力が先発に戻る。だが、ベンチ入りを果たせば途中出場は十分考えられる。南野は5日の試合後、「このチームの一員になれたことはうれしく思う。でも、もうその時期は過ぎた。目に見える結果が必要」とすでに次戦へ切り替えていた。ゴールに絡む活躍に期待がかかる。

 一方で強豪トットナムは、勝ち点30で現在6位。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得るためにも負けられない戦いが続くが、ここにきて主力に故障が相次いでいる。チームは9日、イングランド代表主将で大黒柱のFWハリー・ケーンが、断裂した左太もも裏の腱(けん)の修復手術を受けると発表した。4月の練習再開が目標だという。2日前の7日にも、フランス代表のMFシソコもひざの手術で長期離脱すると発表したばかり。苦しい状況に陥っている。(ローザンヌ=遠田寛生)