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 9日のニューヨーク株式市場は、米国・イラン関係の沈静化などを受けて主要企業でつくるダウ工業株平均が続伸した。前日比211・81ドル(0・74%)高い2万8956・90ドルで取引を終え、史上最高値を塗り替えた。

 イランによる米軍駐留基地へのミサイル攻撃後、両国が全面衝突する危機がいったん沈静化に向かい、市場は安心感を取り戻した。中国政府が、米国との通商交渉の「第1段階の合意」について、米国の予告通り15日の署名を発表したことも買い材料となった。

 8日にイランでウクライナ国際航空機が墜落したのは、機体の不備ではなくイランのミサイル撃墜による可能性が高いとの報道を受け、機体を製造したボーイング株が1・5%高になった。また、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の中国での販売が好調だったアップルが2・1%の大幅上昇となった。

 ハイテク株が多いナスダック市場の総合指数も続伸。前日比74・19ポイント(0・81%)高い9203・43で引け、これも史上最高値を更新した。(一部地区既報)(ニューヨーク=江渕崇)