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 総務省が10日発表した昨年11月の家計調査で、2人以上の世帯の消費支出は前年同月比2.0%減の27万8765円だった。2カ月連続の減少。10月の消費増税の影響とみられるが、5.1%減だった10月よりもマイナス幅は縮小した。

 10品目のうち「家具・家事用品」や「被服及び履物」など7品目が減少に寄与した。エアコンは10月よりも下げ幅が拡大した。男性用のスーツや女性用コートなどは増税の影響に加え、気温が高かった影響もあったとみられる。

 消費税率を8%に引き上げた後の14年5月は8.0%減とマイナス幅が今回より大きく、10品目すべてが減少していた。一方、今回は「教養娯楽」「保健医療」「食料」が増加。パソコンやテレビ、予防接種、外食などが押し上げた。総務省は「増税対策の効果もあり、消費に持ち直しの動きが見えるが、基調が戻るかどうかは今後も注視が必要」としている。(高橋末菜)