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 奈良県橿原(かしはら)市で昨年11月にあった集合住宅火災の焼け跡から遺体が見つかった放火殺人事件で、現住建造物等放火と殺人の疑いで逮捕された会社員の竹株脩(しゅう)容疑者(20)が、「間違いありません」と容疑を認めていることが10日、県警への取材でわかった。竹株容疑者は当初、同容疑について「黙秘します」と供述していた。

 捜査1課によると、竹株容疑者は福岡市などに逃走した後、昨年12月15日に橿原署に出頭。「責任を取らなければいけない」という趣旨の説明をしていた。県警は同日、同県桜井市の元派遣社員山岡直樹さん(28)を山岡さんの自宅近くの路上で11月24日夜に刃物のようなもので切りつけたなどとして、傷害容疑で逮捕。同容疑について、奈良地検は処分保留とした。1月5日には、傷害事件後の昨年11月24日夜~25日未明に橿原市の集合住宅の自室に放火して集合住宅を半焼させ、自室で山岡さんを火災による窒息で殺害したとして、現住建造物等放火と殺人の疑いで再逮捕した。竹株容疑者は傷害容疑については容疑を認めたが、再逮捕後は黙秘していたという。県警は2人の関係性や動機を調べている。