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 菅義偉官房長官は10日午前の閣議後会見で、安倍晋三首相が11日からサウジアラビアなど中東3カ国を訪問すると正式に発表した。15日までの日程で、同国のほか、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーンを訪ね、中東海域への自衛隊派遣などについて説明する考えだ。

 安倍首相は7日の自民党の役員会で、事情が許せば、中東を訪問すると表明していた。だが8日、イランのイスラム革命防衛隊がイラク国内の米軍駐留基地をミサイル攻撃し、米国とイランの関係が緊迫化。日本政府は、訪問延期の可能性も含めて調整していたが、トランプ米大統領が声明でイランへのさらなる攻撃を避ける考えを示し、安全性は確保できると判断した。

 菅氏は会見で、首相の中東訪問について「現地の情勢を見極めた上で訪問の意義も踏まえて判断した」と説明した。