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 吉本興業は10日、「闇営業」問題で活動を休止していたロンドンブーツ1号2号の田村亮さん(48)について、芸能活動を再開すると発表した。新たに、亮さんが所属する「LONDONBOOTS」と専属エージェント契約を結ぶという。吉本は「エージェント業務を通じて今後の田村亮の芸能活動をサポートしてまいります」としている。

 亮さんは振り込め詐欺グループの宴会に参加して金銭を受け取っていたとして、昨年6月に当時所属していた吉本から謹慎処分を受け、活動を休止していた。同7月に自主的に開いた会見では、当時の吉本の一連の問題への対応への不信感を示すとともに、「自分的には(吉本から)契約解除されていると思っている。個人的には契約解除をしていただきたいと思っている」などと涙ながらに語っていた。一方、吉本の岡本昭彦社長はその後の会見で「(亮さんと)契約解除はしていない」としていた。

 「LONDONBOOTS」は亮さんの相方田村淳さん(46)が代表取締役を務める会社。淳さんは昨年12月に公式ツイッターで会社の設立を発表し、「亮と何度も話し合いして、今後の人生で再び芸能活動をしたいという本人の意思を受けて、2人で会社を作ることになりました」「吉本興業から独立する為(ため)の会社ではなく、田村亮と吉本興業を繫(つな)ぐ為の会社です」などと説明。エージェント契約が発表された10日に公式ツイッターで淳さんは、「これで、田村亮の謹慎処分が解除されたことになります」「反省をこれからの芸能活動に活(い)かしたいという、田村亮の強い意志を感じましたので、再びコンビとして活動していきたいと思います」などとした。

 吉本は一連の問題を受けて、タレントとの契約形態について通常の「マネジメント契約」のほかに、タレントにある程度自由な裁量をもたせる「エージェント契約」を導入していた。吉本の広報担当者は「LONDONBOOTS」とのエージェント契約の締結は今後としつつ、「合意はしている」と述べた。活動再開については「決定次第、順次発表していく」。また、淳さんとの契約形態については「マネジメント契約」と説明した。

 亮さんの活動休止後、出演なしで放送を続けてきたレギュラー番組の対応も注目される。「ロンドンハーツ」を抱えるテレビ朝日は復帰について「現在のところ、予定しておりません。今後の事態の推移を見守りながら、慎重に判断していきます」、BS1のランニング番組「ラン×スマ」があるNHKは「年度内は田村さんの不在を前提に番組内容を決めており、現時点での出演は難しい」とそれぞれコメントした。(黒田健朗)