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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者ら45人を殺傷したなどとして、殺人などの罪に問われた元職員植松聖(さとし)被告(29)の第2回公判が10日、横浜地裁であった。事件の際、被告に連れ回された職員の供述調書が読み上げられ、被告が「しゃべれるのか」と確認しながら、話せない人を狙って襲った様子が明らかにされた。検察側は被告が「意思疎通のできない障害者を殺そう」と考え、事件を起こしたと主張している。

 被告は8日の初公判で小指をかみ切るような行動をして取り押さえられ、退廷を命じられた。この日は審理の冒頭で青沼潔裁判長が「不規則な行動をすると退廷命令を発せざるを得ない。行動言動を慎まれたい」と注意。被告は「はい、わかりました」と答えた。分厚い手袋を両手につけており、地裁によると自傷防止のためという。

 続く証拠調べで検察官は、職員6人の供述調書を読み上げた。被告は時折、傍聴席を気にするしぐさを見せたり、ため息をついたりして落ち着かない様子だった。

 最初に被告と遭遇した職員は午前2時ごろ、園内の巡回中に、窓ガラスを割って侵入した直後の被告を見つけた。被告は職員の腕をつかんで「騒いだら殺す」と脅し、結束バンドで両手を縛った。

 遺族が名前を美帆さんと公表した女性(当時19)の部屋に職員は連れて行かれ、被告が「こいつはしゃべれるのか」と聞いた。職員が「しゃべれません」と答えると、被告は布団をはがして、中腰で数回包丁を振り下ろした。美帆さんは苦しそうな声を漏らしたという。

 被告はこの職員を連れ回し、他の部屋でも「しゃべれるのか」と聞いた。職員が「しゃべれません」と答えると同様に襲い、「しゃべれます」と答えると次の部屋に向かった。「こいつら生きていてもしょうがない」と話した。

 その後被告は職員を結束バンド…

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