教職員間ハラスメント、1600人が「あった」 神戸市

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 神戸市教育委員会は10日、市立東須磨小学校の教員間で暴力や暴言が繰り返された問題を受け、全教職員約1万2千人にハラスメント被害の有無を尋ねた結果、約1600人から1755件のハラスメント申告があったと発表した。外部の弁護士から助言を得ながら、さらに調査が必要なケースを絞り込み、事実関係の確認を進める。

 市教委によると、調査は東須磨小で問題が発覚した後の昨年10月に実施。対象者のほぼ全員から回答を得た。上司や同僚から暴力や暴言、セクハラ行為などの被害を受けたり、他人の被害を見聞きしたりしたと答えた人が全体の1割超に達したという。

 このうち相当な時間がたって関係者らが既に退職しているケース、回答者自身が対応を求めていないケースなどが半数ほど含まれるが、それらについても弁護士の意見を踏まえ、調査を始める場合もあるという。

 市教委は調査の結果、ハラスメント行為などが確認された場合は関係する教職員らの処分を検討する。ただ、件数が多いことから全ての調査が終わるまでに1年以上かかる可能性もあるといい、必要に応じて助言役の弁護士を増やすことも視野に入れている。