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 引きちぎられた旅客機の座席の傍らに女児用の赤い靴、顔のない焼けた人形、焦げたパスポート、そして遺体の一部――。

 ウクライナ航空機の乗員乗客176人全員が死亡したテヘラン郊外の墜落現場に記者が10日に訪れると、乗客らの遺品が数百メートルにわたって散乱していた。地面には至る所に血のりが残り、油や焦げた臭いで満ちていた。

 現場はイマーム・ホメイニ国際空港から北西に約20キロの民家や工場が点在する地区。同機は、離陸した直後の8日午前6時過ぎにサッカー場がある空き地に墜落した。隣接する公園の遊具やブロック塀も焼け焦げ、破壊されていた。

 地元住民は「墜落後は、そこら中が炎に包まれて地獄のようだった」と口をそろえた。

 墜落直後に現場に駆けつけた男性(44)は「私が見た中で、人の形が残っていた遺体は2人だけだった。墜落場所がずれていれば、私たちが犠牲になっていたと思う」と話した。

 墜落事故は、イランがイラク国内の米軍拠点を8日に攻撃した約5時間後、米・イランの緊張が極限まで高まっている最中に起きた。現場近くに住む女性(50)は「米国からのミサイル攻撃で航空機が撃墜されたのだと思った」と振り返る。

 当初は、墜落は「技術的な問題…

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