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 大分県警は10日、大分市の一人暮らしの女性(80)が、携帯電話に電話をかけてきた男の指示に従って現金を度々人に渡し、計約9千万円をだまし取られたと発表した。詐欺容疑で捜査している。県内の特殊詐欺被害としては過去最高額とみられる。

 大分南署によると、女性は昨年7月中旬ごろ、携帯電話にかけてきた男から「あなたの名前が載った名簿が3社に売られている。消すには保証人が必要」などと言われ、紹介された「保証人」の男に電話をかけた。その後、別の男から電話があり、「保証人が警察に捕まった。あなたも捕まるので保釈金が必要だ」などと言われ、昨年12月中旬ごろまでに、計8回ほど大分市の路上で、男に現金を渡したという。

 家族に相談した女性が10日朝、署に被害を伝えて発覚した。