「ラッシュ」で活躍したニール・パートさん

 米国の音楽誌で「史上最高のドラマーの一人」とも称され、カナダの3人組ロックバンド「ラッシュ」で活躍したニール・パートさんが7日、脳腫瘍(しゅよう)のため米カリフォルニア州サンタモニカで亡くなった。67歳だった。広報担当者が10日、明らかにした。

 1952年にカナダのオンタリオ州で生まれた。74年にラッシュに入り、ドラマー兼作詞家として活動。97年に娘を交通事故で、98年に妻をがんで相次いで失い、一時は活動を休止したが、その後に再開し、2015年に引退した。ラッシュは13年、「ロックの殿堂」入りを果たしている。

 ドラムセットを体の前だけでなく、後ろにも配置する独自のスタイルは、多くのドラマーに影響を与えた。ラッシュで共に活動した元メンバー2人は公式ツイッターを通じ、「45年以上にわたり、友人、心の兄弟、バンド仲間だったニールが亡くなった。胸が痛み、心の底から悲しい」とする声明を出した。(ニューヨーク)