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 和歌山県御坊市を走る紀州鉄道で11日、ディーゼルカーの車内を駄菓子屋風に仕立てた「駄菓子列車」の運行が始まった。26日まで。土、日曜は車内のカウンターで駄菓子やおもちゃが買える。

 紀州鉄道は1928年設立の御坊臨港鉄道が前身で、JR御坊駅と寺内町を結ぶために設けられた。現在は御坊から西御坊までの5駅2・7キロを1両編成のディーゼルカーがほぼ1時間に1本運行。実質的に「日本最短のローカル私鉄」とされる。

 駄菓子列車は市や紀州鉄道などでつくる「GO!GOBOプロジェクト」のチームが企画。地元の駄菓子屋などの協力で、スナック菓子やおもちゃを車内に飾り付け、昨年3月に初めて運行した。市によると3週間の土、日曜だけで前月の3倍強の約2400人が乗車したという。好評を受けて今年も運行することになった。普段の週末朝の乗客は数人しかいないというが、この日の「始発」は親子連れなど約40人でにぎわった。

 駄菓子を売るカウンターは土、日曜の西御坊発午前10時40分~同着午後4時35分の列車に開設される。JR御坊―西御坊の乗車料金は大人180円、小人90円。問い合わせは市商工振興課(0738・23・5531)。(大野宏)