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 5カ国語対応の「指さし会話シート」を使い、富士北麓(ほくろく)を訪れる外国人をもてなしてきた「南都留中部商工会女性部」(会員110人)は16日、新たに4カ国語を加えた9カ国語対応の会話シートを完成させた。A2判の防水紙だ。

 5年ほど前、「田舎のおばちゃんにできるおもてなしを」と河内正子部長(65)が発案。英、仏、伊、独、中国の5カ国語に対応し、山梨県山中湖、忍野両村で土産物や飲食業などを営む会員が接客と日常会話、観光案内、金額計算などで活用していた。

 今回は第5版で、インドネシア、タイ、ポルトガル、韓国の4カ国語を加えた。会員18人がこの日、山中湖村の商工会事務所に集まり、会話シート500部を丁寧に折りたたんで完成させた。

 新しい会話シートを受け取った山中湖村の民宿業、高村松枝さん(82)は「外国のお客さんに『今日はどこへ行くの?』と話しかけます」。同村で息子夫婦が料亭を経営する藤原智子さん(77)は「ホテル探しに迷った外国人夫婦を助けたことがある。『ありがとう』と言われてうれしかった」と話していた。(河合博司)