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 イランの首都テヘラン近郊でウクライナ国際航空の旅客機が墜落して176人が死亡したことをめぐり、イランが11日、ミサイルの誤射で撃墜したことを一転して認めた。ロハニ大統領は「人的ミスだ。悲惨で許すことのできない間違いだった」として哀悼の意を表した。イランが自国のミスを認めるのは異例。米欧側が「イランがミサイル誤射で撃墜した」との見方を強める中、国際社会や国内からの批判が高まる前に早期収拾を図った形だ。

 旅客機墜落は、米軍によるイランの革命防衛隊のソレイマニ司令官殺害と、その後のイランの報復攻撃で緊張が極度に高まっていたさなかに起きた。ロハニ師はイラン国民向けの声明で「ソレイマニ司令官殉教後、侵略的な米国によるイランへの脅威が高まる中、米国の攻撃から自国を守るために最大の警戒態勢にあった」と強調。「人的ミスと誤射によって、罪のない人々の命が奪われるという恐ろしい大惨事を不運にも引き起こした」と述べた。

 その上で、ロハニ師は、イランと他国の犠牲者と家族らに対して「深く哀悼の意を表する」とした。調査の上で関係者を処罰すると共に、遺族への補償や、身元確認と遺体の返還などに全力で取り組む姿勢も強調した。最高指導者ハメネイ師も同日、「心からの哀悼の意を表する」などとする声明を出した。

 革命防衛隊や国軍などを統括する統合参謀本部は同日、ミサイル誤射の経緯を説明。イランがイラク国内の米軍拠点を報復攻撃した直後の8日早朝、「イラン周辺で米軍戦闘機の数が増え、数機がイランに向かっているとの報告があった」と指摘。「ウクライナ機が離陸後に旋回を完了した際、機密性の高い革命防衛隊の軍事基地に向かって近づいた」とした。

 また、革命防衛隊は11日に記…

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