京都)悪い民泊は減ったけれど

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佐藤秀男
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 訪日客らでにぎわう世界遺産二条城京都市中京区)。観光客を乗せたバスが次々と滑り込む駐車場の向かい側、堀川通を挟んだ一帯で大規模な工事が進む。三井不動産東京都)が今夏に開業する最上級ブランド「ホテル ザ 三井 京都」を建設中だ。

 2014年暮れ、この地で53年にわたり営業を続けていた「京都国際ホテル」が閉館。主にマンション開発を手がける阪急不動産大阪市、当時)が、跡地を買い取った。京都市は翌年1月、「国際観光都市にふさわしいホテルの誘致を切望する」との要望書を阪急に送る。阪急はその後にマンション開発を断念し、跡地を三井に転売した。

 民間同士で売買された物件の扱いに、行政が口を挟むのは異例だ。門川大作市長は当時の会見で、理由をこう説明した。「京都観光の最大の弱点は宿泊施設の不足だ。世界遺産の周辺、かつまとまった土地というのは中心部にそうはない」

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 この5年余りで、宿泊施設を…

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