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 発達障害の診断を受けた横浜市中区の映画監督、坪田義史さん(44)が、同じ障害がある親戚の男性に3年間密着したドキュメンタリー映画が上映されている。効率化や生産性を重視する風潮の中で、作品を通して障害者の社会的な受容につながればと願う。

 作品は「だってしょうがないじゃない」。坪田さんは映画やテレビCMを制作する中、不眠がきっかけで2016年に精神科を受診し、発達障害と診断された。40歳を過ぎて受けた診断を受容できない気持ちと、指摘された自身の性格や傾向の的確さに「やっぱりそうか」と認めざるを得ない気持ちの間で葛藤した。

 ちょうど同じころ、相模原市緑区の入所施設「津久井やまゆり園」で障害者が殺傷される事件が発生。「俺も殺されるのかな」――。発達障害という目に見えづらいものを、自分ならどう描くのか。描くことで障害者という存在をどう社会に伝えられるのか。挑戦してみようと思ったという。

 そこで初めて会ってみたのが、…

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