拡大する写真・図版阪神高速3号神戸線が折れるように崩落。バスが車体の前部を宙に浮かした状態で間一髪助かった=1995年1月、兵庫県西宮市

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阪神大震災25年「あの日まで あの日から」

 「奇跡のバス」。そう呼ばれるようになった。25年前のあの日、高速道を走る観光バスを激震が襲った。前方の道路は崩落。辛うじて落下は免れた。運命を共にした運転手とスキー客には、今も続くストーリーがある。

 ゲレンデに軽快な曲が響く。広瀬香美の「ロマンスの神様」。スキーブームの余韻が続いていた1995年1月14日。長野県の野沢温泉スキー場は色とりどりのウェアに身を包んだ客でにぎわっていた。

拡大する写真・図版バスが転落を免れた場所で当時の話をする福本良夫さん=2019年12月16日、兵庫県西宮市、小杉豊和撮影

 観光バスの運転手、福本良夫さんは52歳。ハンドルを握って20年余り。待機中の暇つぶしのパチンコも同じくらい年季が入っていた。この日も、近くのパチンコ店で台に向き合っていた。

 「負けへんのがすごい。運がある人や」。玉箱を積み上げると、交代で運転する33歳の安井義政さんから、しきりに言われた。

拡大する写真・図版バス運転手の安井義政さん=2019年12月、京都府長岡京市、小池寛木撮影

 16日午後6時。雪の中、2日…

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