【動画】信長期の岐阜城天守台の石垣、公開始まる=上田潤撮影
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 岐阜市の岐阜城で14日、16世紀の織田信長の時代に築かれたとみられる天守台(天守の土台)の石垣の公開が始まった。歴史ファンら多くの人々が訪れ、戦国時代に思いをはせた。18日まで。

 発掘された石垣は長さ約1・8メートル、高さ約70センチ。昨年12月、現在の岐阜城の直下で初めて見つかった。石材の隙間に「間詰石」という小石を詰めるなどの技術は、信長がのちに築いた安土城と共通しているという。岐阜市教育委員会の担当者は「安土城で完成したとされる天守の起源を考えるうえで重要な発見」と話している。

 岐阜県可児市から見学に来た宮木義夫さん(75)は「素晴らしいものが出てきた。信長の時代にかえったようでわくわくする」、愛知県知多市から長男(5)や次男(4カ月)らを連れてきた赤見忠道さん(50)も「子どもに歴史がわかるようになったらまた見にきたい」と笑顔を見せた。(高木文子)