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 山梨県北杜市ゆかりの作家2人によるバードカービング(野鳥彫刻)や絵画の作品展「南アルプスの動物たち~生物多様性をみつめて」が30日まで、同市武川町牧原のむかわ図書館で開かれている。南アルプスユネスコエコパークの登録5周年を記念して企画された。

 市在住の野鳥彫刻家、清水正広さん(71)は、フクロウやカワセミなどの木彫を中心に47点を出品。制作過程も公開している。世界的カービング大会でも活躍し、大会に出す作品は1年がかりで作る。清水さんは「粘土で精巧につくるプロセスが大切」と語る。

 市内に自身の作品を公開する美術館がある動物画家の薮内正幸さん(1940~2000)の作品11点も並ぶ。ライチョウやクマ、シカなど南アルプスの代表的な動物を描く。長男の竜太さん(50)は「絵画だからこそ描ける場面を見てもらいたい。自然や生き物に目を向けるきっかけになれば」と話す。

 2月1日~27日には市内の「ライブラリーはくしゅう」(白州町白須)で展示される。(三ツ木勝巳)