阪神大震災25年「あなたへ」(上)

拡大する写真・図版カーディガンを羽織り、自宅のこたつで過ごす大石博子さん=2019年12月13日、神戸市兵庫区、細川卓撮影

 阪神・淡路大震災から間もなく25年。大切な人を失った悲しみは、今も変わらない。せめて、「あなた」を身近に感じていたい。

朝美のぬくもりを羽織って

 「25年は早かったわ。朝美が生きてたら41歳やね。今ごろ何してるかな」

 寒い夜。神戸市兵庫区の大石博子さん(70)は、ぶかぶかの紺色のカーディガンをパジャマの上に羽織って眠る。博子さんより20センチ以上背が高かった次女の朝美(あさみ)さん(当時16)が、制服の下に着ていた。糸がほつれ、所々、穴が開いている。「ぼろぼろだけど、着ている間は朝美を身近に感じられる」

 あの日も寒かった。1995年…

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