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 新潟市古町地区の新潟三越で15日、3月22日の閉店に向けた大規模セールが始まった。第1弾は21日までで、全館で衣料品や雑貨の割引や限定商品の販売がある。

 この日は開店1時間前の午前9時ごろから客が集まり始め、開店時には約1千人の長い行列ができた。新潟市西区の女性(81)は毎週、カルチャーセンターの帰りに新潟三越で買い物をするのが習慣だったという。「三越のシンボルのライオン像をあしらった雑貨がお気に入りだった。ここでしか買えないものがいっぱいあったから残念」と名残惜しそうに話していた。

 新潟三越の高橋芳明店長(53)は「前身の小林呉服店を含めて113年間、古町で商売をさせて頂いた。お客さまを始め、すべての関係者への恩返しの気持ちを込めたセールにしたい」と話した。第2弾以降は、新潟三越の常連客や、百貨店に足を運ぶ機会が少ない人など、客層ごとにねらいを定めたセールを開催するという。

 新潟三越と万代シテイにある新潟伊勢丹を運営する新潟三越伊勢丹によると、三越の閉店後、高級ブランドの「ルイ・ヴィトン」や「ティファニー」などは伊勢丹に移転。伊勢丹の大規模改装や郊外店の整備などに着手し、県域全体での事業再編を目指す。(高木真也)