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 疾病予防や健康増進に寄与した人をたたえる県公衆衛生功労者表彰が16日に宮崎県庁であり、医師や歯科医師、食生活改善推進員ら計12人と1団体に河野俊嗣知事から表彰状が贈られた。昨年81歳で亡くなった元タヅメクリニック院長の田爪靖史さんも受賞し、遺族に表彰状が手渡された。

 河野知事は「現場の第一線でご活躍されたみなさんに感謝します」とあいさつ。受賞者代表として、西都市の大塚皮膚科医院の大塚和子院長(74)が「これからも力を尽くしていきたい」と謝辞を述べた。

 県内の公衆衛生分野で長年にわたる功績のあった個人・団体を毎年表彰している。県によると、故人を表彰するのは珍しいという。

 田爪さんは西米良村出身で、1974年に宮崎市内に外科胃腸科医院を開業。2001年に同市松山2丁目に移転し、同クリニックを設立。介護施設を併設し、地域住民の健康相談にのるなど、昨年8月に亡くなるまで生涯「町医者」としてプライマリーケア(総合診療)に尽くした。プロゴルファー大山志保選手の後援会長としても知られた。(佐藤修史)