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 埼玉県ラグビーフットボール協会(事務局・熊谷市)の資金を着服したとして、県警は16日、協会の元臨時職員の女(52)を業務上横領の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。協会が2018年12月、年度末決算の準備をしていたところ、総額902万円の使途不明金が発覚。昨年4月に行った内部調査に対して、女は一部の着服を認めていた。

 捜査関係者によると、女は17年ごろ、協会の資金約40万円を着服した疑いがある。協会によると、女は16年7月に採用され、17年夏から経理を担当。同時に使途不明金が発生し始めた。女は体調不良を理由に昨年1月末に退職した。

 協会は一般社団法人で、県営熊谷ラグビー場を中心に、トップリーグや全国高校選抜大会などの運営に携わる。弁護士らによる第三者委員会は不明金発生の原因について昨年9月の中間報告で「臨時職員に会計を任せっきりにしたずさんな経理体制」としていた。