拡大する写真・図版道路にペイントした「とまれ」の意味を教える藤生慎准教授=昨年11月、金沢大学構内、藤生准教授提供

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 歩行中の交通事故で7歳児の死傷者が突出して多い原因を探ろうと、金沢大学の藤生慎准教授(37)らが幼稚園児の交差点での行動を調べたところ、現状の交通標識では子どもの視野に入りにくく、路上の「とまれ」表示も理解されていないことがわかった。「小学校入学前の交通教育を見直すべきだ」としている。

 交通事故総合分析センター(東京)によると、歩行中の交通事故による死傷者は、1994年から直近の2018年まで25年連続で7歳児が最多だった。18年では7歳児は1143人で中高生世代(300人前後)の3倍、20~30代(500人前後)の2倍。60~70代(528~878人)をも上回った。小学1年生の登下校中に起きた15年の事故は、6割が交差点とその付近で起きていた。

 7歳児に着目した藤生准教授らは昨秋、付属幼稚園の協力を得て、年長の園児5人(6歳児)を被験者に大学構内の交差点で行動を観察する実験をした。どこを見ているかがわかる装具をつけて普段通りに歩かせたところ、「止まれ」の交通標識は高さが1メートル以上だと全員が、高さ50センチに下げても4人が目にとめなかった。道路に「とまれ」とペイントした表示も全員が2回とも見ずに素通りした。

拡大する写真・図版被験者の園児に装具をつける研究者ら=昨年11月、金沢大学構内、藤生慎准教授提供

 ところが、表示の意味を教えて…

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