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 「別府の湯突(ゆつ)き用具」が国の登録有形民俗文化財となる。文化審議会が17日、文部科学相に答申した。明治時代中ごろまでは自然湧出の温泉に頼る小さな湯治場だった別府温泉(大分県別府市)は、上総(かずさ)地方(現在の千葉県)から伝わった井戸掘り技術「上総掘り」の工法を改良して人力の温泉掘削を進め、源泉数が飛躍的に増加。数々の用具は、いまや日本一の源泉数と湯量を誇る温泉地の発展に大きく貢献した。

 答申されたのは、人力の温泉掘削に使われた394点。ノミなど掘削用具、湯あかを取り除くといった仕上げ・管理用具など4種類に分類される。現在は、別府市の野口ふれあい交流センターに保管されている。

 上総掘りは用具の先端に鉄管のノミを付け、掘り進めては竹ひごを継ぎ足す工法で、わずかな人数で作業ができるのが特徴。だが、別府には硬い岩盤の土手が多く、同じ工法では直径10センチ程度の穴を掘るのにも大人4~5人が必要だった。

 先端のノミに鋼(はがね)を使…

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