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 豊作や商売繁盛などを願い、高さ約3メートルもの梵天(ぼんでん)を奉納する「三吉梵天祭」が17日、秋田市の太平山三吉神社であった。「ジョヤサ、ジョヤサ」とかけ声を上げながら法被姿の男性らが、上気した表情で激しいもみ合いをみせた。

 江戸時代に始まったとされる神事。境内で先陣を競って争う威勢の良さから「けんか梵天」とも呼ばれる。時折雪が舞う中で、今年は企業や町内会など計61団体が色鮮やかな梵天71本を奉納した。

 初めて観覧に訪れた秋田市の石橋寿子さん(67)は「勇壮で、先を争う激しさを感じた。一緒になってやりたいくらいです」と話した。(神野勇人)