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 東京五輪・パラリンピックの交通対策で、競技会場や選手村の周辺の道路に設ける関係者向けの「専用レーン(3区間、計約4・3キロ)」と「優先レーン(7区間、計約19・8キロ)」について、警察庁は16日、看板用の標識案と路面用の標示案を公表した。使用期間は7月1日~9月30日で、レーンができる東京都と千葉市美浜区で利用する。

 特定の催しのために標識・標示を新設するのは初めて。案では、東京大会を示す「TOKYO 2020」に、それぞれ「専用 ONLY」「優先 Priority」と添えた。大会組織委員会も専用レーンにピンク色の実線、優先レーンに破線を引く計画で、警察庁は「なるべくわかりやすくしたい」としている。

 対象は選手や用具を輸送する車のほか、飲食料を運ぶ車、大会関係者やメディア関係者の車など。大会組織委員会や警察が交付するステッカーを車の前後に貼り、判別するという。違反したら交通反則告知書(青切符)を切られ、行政処分(違反点数1点、反則金は普通車6千円)を受ける。刑事罰(5万円以下の罰金)の可能性もある。

 警察庁は20日から2月18日まで同庁ホームページなどで今回の案についてパブリックコメント(意見)を募る。寄せられた意見を踏まえて、標識令を改正する。