拡大する写真・図版インタビューに答える日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告=2020年1月10日、レバノン・ベイルート、竹花徹朗撮影

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 日産自動車は、東京証券取引所に16日提出した企業統治の「改善状況報告書」で、カルロス・ゴーン前会長による数々の会社資金の私的流用を指摘した。ブランド品の購入費や夕食代から、私的な寄付や渡航費用に至るまで、連合を組む仏自動車大手ルノーとの統括会社を通じた不正支出が少なくとも計1137万ユーロ(約14億円)あったと新たに認定した。

 報告書によると、ゴーン前会長は統括会社「ルノー・日産BV(RNBV)」(オランダ)を通じて、仏高級宝飾ブランド「カルティエ」の贈答品の購入費、モネなど印象派の作品を多数所蔵する「マルモッタン美術館」での夕食代、ベルサイユ宮殿でのパーティー費用、ブラジル・リオデジャネイロのカーニバルや仏カンヌ映画祭への招待費用などで計4・8億円を私的に支出した。業務と無関係に社有のジェット機を使い(6・3億円)、出身国のレバノンの学校など10機関に寄付(2・9億円)もしていた。RNBVを舞台にした不正の調査はルノーと共同で進められ、ルノーも昨年6月、RNBVを通じた不正の概要を公表していた。

 ゴーン前会長はレバノンの首都…

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