政府の対応について語る金平茂紀キャスター=三浦英之、小玉重隆撮影
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フレコンバッグ流出の現場で③

 フレコンバッグ(保管袋)に詰められた、原発事故の除染廃棄物が川に流出した疑いがある――。

 昨年10月16日。福島県田村市の仮置き場付近で、環境省の調査団が中身の入っていない空のフレコンバッグを川の中から回収する様子を動画撮影した後、事実関係を確認するため、仮置き場を管理する田村市役所へと向かった。

拡大する写真・図版浸水した二本松市の仮置き場=昨年10月18日、福島県二本松市、三浦英之撮影

 担当する生活環境課は大混乱だった。環境省や県の職員が慌ただしく出入りする部屋に入ろうとすると、前日までは親切に対応してくれていた担当者から「あなたの取材には応じない」と大声で部屋を追い出された。幹部からは「市役所から出て下さい」と指示され、職員の1人からは「あなたの行為は風評被害を招きかねない」と非難された。

 理不尽な対応だと感じて、同課の前に椅子を置いて座った。幹部が出てきて「要求は何か」と尋ねられたので、「取材に応じるか、調査結果を可能な限り早く発表してほしい」と伝えた。

 調査結果は午後6時過ぎ、各社一斉に報道発表された。その直前、担当者が取材に応じた。

 「本日、川から回収したフレコンバッグは10袋。すべて空の状態でした」

 「中に詰められていた除染廃棄…

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