【動画】インタビューに応じる福島県大熊町の渡辺利綱前町長=小玉重隆撮影
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フレコンバッグ流出の現場で④

 台風19号の通過から約1カ月が過ぎた昨年11月10日、東京電力福島第一原発が立地する福島県大熊町で町長選が行われた。

拡大する写真・図版写真手前にあるのが中間貯蔵施設の建物。写真上部に白っぽく見えるのが原発建屋や汚染水タンクなどが並ぶ東京電力福島第一原子力発電所=昨年11月29日、福島県大熊町、朝日新聞社機から、小玉重隆撮影

 投開票日の4日前、高齢を理由に引退を表明した渡辺利綱(としつな)前町長(72)に単独取材した。渡辺氏は震災前の2007年から町長を務める。原発事故、全町避難、8年ぶりの帰還……。首長として数々の前例のない決断を下してきた。

 「任期中、最も印象に残ったことは何ですか?」。渡辺氏の答えは意外だった。「中間貯蔵施設の受け入れです」

 原発事故後の除染で、福島県内…

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