岡山)作陽高校が倉敷移転へ 2023年度の開校目指す
華野優気、中村通子
学校法人作陽学園(倉敷市玉島長尾)が、津山市八出の作陽高校を倉敷市玉島地区へ移転する方針を固めたことが分かった。校舎を新設し、2023年度の開校を目標としている。県北の少子化などで生徒数が減少していることが背景にあるとみられる。
校舎予定地はJR新倉敷駅の西約600メートルの7ヘクタールほどの土地。同校の系列校くらしき作陽大・作陽音楽短大(同市玉島長尾)からほど近く、同駅には新幹線も発着するため、移転による通学圏拡大も期待できる立地だ。校舎変更など県への申請手続きを経て、20年度中に着工する予定。
学園が16日、倉敷市内であった説明会で、これらの計画を住民らに説明したとみられる。
津山市の谷口圭三市長は17…