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 3年前、「お母さん」の年齢に追いついた。2年前、2児の母になった。25年が経った今も会いたい。思うだけで、涙が出る。

 1995年1月17日早朝、阪神・淡路大震災の震源の野島断層が走る兵庫県北淡町(現・淡路市)。大崎慶子(きょうこ)さん(35)が暮らす木造2階建ての家は全壊した。

拡大する写真・図版大崎慶子さん(中央)と双子の息子の珀くん(左)、糸くん=2020年1月8日、三重県伊賀市、後藤遼太撮影

 小学4年生の大崎さんは洋服だんすの下敷きになった。父に救い出されて外に出ると、近所も軒並み家屋がつぶれていた。母の陽子さん(当時33)の姿を捜した。ここから記憶はあいまいだ。誰かの声で「お母さん、あかんかった」と聞こえたことは、覚えている。

■犬との散歩道、泣きながら握っ…

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