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 阪神淡路大震災から25年となった17日、鳴門市内の公立小中学校と幼稚園で、炊き出しをイメージした「防災給食」が出された。

 災害時に炊き出し拠点になる市学校給食センター(大津町備前島)などが常備米で作ったしょうゆご飯と缶詰をイメージしたさんまのおかか煮、みそ汁と牛乳約4800食を提供した。

 鳴門市第一小(大津町木津野)の6年2組では、宮前祥子教諭が「おにぎりは箸や皿がなくても食べられる。みそ汁は炊き出しの定番。温かいものを食べるとほっとするね」と話し、児童らはご飯をのりで包んでおにぎりにして味わった。宇野瑠那さん(12)は「おにぎりは簡単に作れておいしかった。避難所ではすぐにこんな食事は食べられないと思う。感謝して食べたい」と話した。

 子どもたちに防災について考えてもらおうと、昨年初めて実施した。2017年8月に稼働したセンターは約1万食分の米を常備しており、災害対応の発電設備やガスタンクなどがある。(福家司)