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 「幸せの国」として知られるブータン王国。中国とインドに囲まれた、ヒマラヤ山脈のふもとに位置する自然豊かな国である。国民総幸福量(GNH)という独自の考え方を打ち出し、経済成長より、伝統的な社会や文化を大切にし、国民が幸福感を持って暮らせる社会を目指していることで有名だ。そのブータンと浜田市は実に30年以上にのぼる交流の歴史があることをご存じだろうか。

 ブータンから島根県への手すき紙技術の指導依頼がきっかけとなり、旧三隅町時代に技術者を派遣したのは、1986年のこと。機材を贈呈するなどブータンにおける手すき紙技術の発展に貢献してきた。手すき紙で長年交流を続けてきた浜田市へ、美術教育についての支援要請があり、浜田市世界こども美術館では、2017年から3年間にわたり国際協力機構(JICA)の草の根技術協力事業として、ブータンの美術教育支援を行っている。今年は11日から4人のブータンの美術教員が約2週間、美術研修に臨んでいる。

 ブータンでは、美術の授業が始まっているものの専門的な教育を受けた教員がいない上、予算や物流網の問題で画材が手に入りにくい状況がある。材料がないならば、廃材や自然素材など身近な素材を活用すればよい。使命を終えた廃材も発想次第で新たな形に生まれ変わり、立派な作品になる。創意工夫を凝らし、表現すること、その面白さや大切さを伝えながら、ブータンの美術教育に力を注いでいきたい。

 18、19日の午後はブータン…

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