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 政府は17日、水生昆虫タガメなど動植物63種を2月10日付で種の保存法にもとづく「国内希少野生動植物種」に指定すると決めた。同法施行令を一部改正する政令を閣議決定した。

 国内希少野生動植物種に指定されると、捕獲や採取、譲渡などが原則禁止されるが、届け出により販売が可能な「特定第1種」と、販売や販売目的の捕獲などが禁じられる「特定第2種」という緩やかな規制も設けられている。水田などに生息するタガメは特定第2種で、これまで通り、子どもたちが採集することは問題にならない。

 最も厳しい制限を受けるのは、哺乳類のリュウキュウユビナガコウモリなど動植物44種。特定第1種はイシガキスミレやオキナワスミレなどの植物16種、特定第2種はタガメのほか、トウキョウサンショウウオなど里山に生息する動物計3種が指定された。(松尾一郎)