拡大する写真・図版箱根駅伝1区、ほとんどのランナーが「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」をはいている

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 陸上の長距離界を席巻する厚底シューズに、「待った」がかかるかもしれない。五輪本番まで約半年のこの時期になぜ? 愛用する人たちはどう受け止めているのか。

 英メディアが15日、米スポーツ用品大手ナイキの「ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」(定価3万250円、税込み)が規制される可能性を報じた。反発力のあるカーボンファイバー(炭素繊維)の板を中に挟み込み、クッション性と足を前に押し出す働きを両立させている。

 「フワフワした履き心地。前にぐんぐん進むサポートがすごい」。17日朝、石川県小松市の会社員男性(42)は前日に原宿で買って皇居前を試走していた。月末にマラソン大会に出るという。「ニュースで見て、駆け込み需要で品薄になるぞ、と」

拡大する写真・図版ナイキのホームページから

 この男性は「道具の進化は企業努力のたまもの。ゴルフクラブやラグビーのユニホームも年々改良されている。すべて規制するのがいいとは思わない」。でも、と男性は続けて言った。「この速さは、ちょっとずるいかも」

 実際、この靴を履いた選手が好記録を連発している。エリウド・キプチョゲ(ケニア)は昨年10月、非公式ながら42・195キロを世界最速の1時間59分40秒で走った。今年の箱根駅伝では参加選手210人中177人が着用。全10区間のうち区間賞をとった9人が履き、大会新で総合1位となった青山学院大、2位の東海大も全員が履いた。

 世界陸連の規定では、レースで使用する靴は「誰でも求めやすい」が原則。特殊な素材で大量生産は難しいとされ、一部だけが使えるのは不公平として、規制を望む声があるようだ。

 選手からは戸惑いの声が上がる…

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