拡大する写真・図版カナダの首都オタワで17日、記者会見を開いたトルドー首相=ロイター

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 イランの首都テヘラン近郊で旅客機が撃墜され、乗員乗客176人が死亡した問題で、カナダのトルドー首相は17日、同機に乗っていたカナダ人57人とカナダの永住権を持つ29人について、1人当たり2万5千カナダドル(約210万円)の支援金を遺族に支払うと発表した。

 この問題ではイランが「誤射」を認め、カナダ政府はイランに遺族への補償を求めている。ただ、トルドー氏はオタワでの会見で「遺族は何週間も待てない。支援が必要なのは今だ」と指摘。葬儀やイランへの渡航費として、金銭支援する考えを示した。

 トルドー氏はまた、旅客機が墜落した原因調査のため、同機に積まれていたブラックボックスをフランスに引き渡すようイランに求めた。その理由として「イランには損傷したブラックボックスを迅速に解析できる技術者がおらず、機材もない」と訴えた。(ニューヨーク=藤原学思)