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 長崎県と佐世保市が川棚町で建設を進める石木ダムに反対する「石木川の清流とホタルを守る市民の会」が19日、長崎市浜町のアーケードでシール投票や署名活動を行った。事業に関心をもってもらおうと通行人らに呼びかけた。

 ダムの水没予定地である川棚町川原(こうばる)地区は昨年11月に土地の明け渡し期限を迎え、県は家屋撤去などの行政代執行(強制収用)が可能になった。しかし、住民は立ち退きを拒んでいる。

 シール投票は、石木ダムについて「必要」「不要」「どちらともいえない」の3択で実施。約1時間半の活動の結果、「必要」が4人、「不要」が282人、「どちらともいえない」が8人だった。同会代表世話人の西中須盈(みつる)さん(79)は、「シール投票は初めて実施したが、予想以上に市民の関心があると感じた。石木ダムについて知らない人にも、問題について知ってもらうきっかけになればいい」と話した。

 来月以降も毎月街頭活動をする。集めた署名やシール投票の結果は、今年度末に中村法道知事に提出する予定という。(田中瞳子)