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 百人一首の下の句を読んで札を取る「下の句カルタ」の大会が19日、山形市内であった。桜田東町内会の主催で小学4年から70代の約40人が競った。

 百人一首のカルタは通常、上の句を聞いて下の句の札を取る。一方、下の句カルタは、読まれた通りの札を取ればいいため、百人一首を暗記していなくても取り組めるカルタだ。北海道などで盛んで、木の板に独特の変体仮名で書かれた札を使う。同町内会では、毎年1月に下の句カルタに取り組んでおり、今回が25回目。

 参加者は3人一組で対戦。「わが衣手は露にぬれつつ」など下の句が読み上げられると、バンと札をたたく音や取れたチームの歓声が会場に響いた。高橋凛凪(りんな)さん(12)は「読めない字もあって難しかったけど、めっちゃ楽しい。得意な札の歌を好きになりました」と笑顔だった。(青山絵美)